オンライン講師じゃなくて、セールスティーチャー
W A N T E D ! !
AN ON-LINE TUTORIAL COMPANY
IS IN NEED OF THE FOLLOWING:
ON-LINE TEACHERS - 50
QUALIFICATIONS:
- Computer Savvy
- Mastery of the English Language
- Friendly and warm personality
- With marketing skills
OFFICE STAFF
QUALIFICATIONS:
- Computer literate; proficient using Microsoft
- Previous office experience and understanding of office procedures and processes a major plus
- Confident using office machinery (printers, fax machine, photocopiers, etc.)
- With pleasing personality
- Strong verbal and written communication skills;
excellent customer service skills.
INTERESTED PARTIES MAY APPLY AT: 〇 〇 〇
現地のパートナーの Facebook に このような求人広告を掲載してみた。
なんと 1日で86件の書き込みがあった!
慌てて 掲載を中止した。
フィリピンでは LINEはあまり知られていないが、 Facebook や Instagram は だれでも使っている。求人や求職広告も SNSが大活躍である。応募者を募るのに 不自由しない。
ただ 沢山の応募者と面接をして、40~50人の採用をしようと思うと、雇用条件の説明や 契約書の締結などの法令上の手続きは 外部に委託した方がいいのかもしれない。
異国の地で人を雇用しようとしているのだから、その国の歴史・文化も知っておく必要があると思い、調べてみた。
フィリピンの人口は、2014年に初めて1億人を超え、2017年現在 1億600万人、2028年には1億2,300万人に増加し 日本を追い抜くと予測されているが、一方 人口分布は 年少人口 (0~14歳) が全体の52%と過半を超え、経済を支える生産年齢人口 (15~64歳) が43.3%、 高齢者人口 (65歳以上) が4.7%と、日本に比べ年少人口が以上に多い一方 高齢者人口が以上に少ない など、日本とは真逆の分布で きれいなピラミッド型であり、今後も大いに経済成長を支えていくであろう人口分布になっている。
経済面では GDPが アメリカの19兆4,000億ドル、日本の4兆8,700億ドルに対し 3,300億ドル (2017年) で世界39位ではあるが、近年 著しい経済成長を続け、2005年以降は リーマンショックの2009年を除き 毎年6~7%の経済成長率を示している。
主な輸出品目は半導体などの電子・電気機器や輸送用機器などで、輸出先のトップは2016年時点で アメリカの15.4%を上回って 日本が輸出全体の20.7%を占めている。一方 輸入先は、中国が全体の18.5%とトップで、日本が11.8%、米国が8.9%となっている。
実は フィリピンは 海外出稼ぎ大国で、彼らは OFW (Overseas Filipino Workers) と呼ばれ 国が専門の機関を設置してバックアップしている。その数も 全就業人口の10%を占め、彼らの外貨送金額は GDPの10%にあたる300億ドルに達している。
そんな中で 前述したコールセンターのように 企業が業務プロセスを 外部に業務委託する BPO(Business Process Outsourcing) 従事者は 年々 増加の一途を辿り、今や フィリピン全就業人口の約56%にも達しており、約30%を占める農林水産関連従事者を大きく上回り トップの職業になっているのである。
そう、我々が採用しようとしている「オンライン講師」は、今や フィリピンの 最も ポピュラーな職種なんである。
では フィリピンでとてもポピュラーな BPO従事者の 「オンライン英語講師」の雇用であるが、昨日 書いた通り 狙い目は 外資系のコールセンター経験者だ。
そして 30~40代で 旦那と子供がいる 「働くお母さん」!!
若い独身女性は あまり採用したくない・・・
気まぐれで、やな事があると すぐに辞めてしまうから・・・
その点、子持ちのお母さんはたくましい!
家族のために、実に よく働く。
そんな Breadwinners (一家の大黒柱) のために、雇用を提供したい。
TOEIC のスコアよりも、頑張ってくれそうな人を採用したい。
そういう人達を「セールスティーチャー」に育てて、シャイな英会話不具者に 自信をつけさせるレッスンを 提供していきたい。
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